日本では女性がキャリアを積むのは難しい・・・よく言われますよね。
東京ならまだしも、地方で女性がキャリアを積むのは本当に大変です。
どうやったら不利な状況を跳ね返せるのでしょうか?
それはズバリ「旅」をすることです。
えっ、旅!?
旅がどうしてキャリアの役に立つのでしょうか?
どうやったら、そんなおトクな旅ができるんでしょうか?
以下、詳しく解説していきますね。
目次
「旅」が女性のキャリア形成で強力な武器になる理由
まず、「旅」が女性のキャリア形成において強力な「武器」になる理由から説明します。
それはズバリ、「旅」は「教養」になるからです。
「教養」とは、つまり政治・経済・文化の知識です。
もちろん、「知識」だけではダメで、その知識に対して自分なりの意見を持っていて初めて「教養」と言えます。
教養のつけ方には色々な方法があり、よく言われるのは「読書」ですが、一方で「百聞は一見に如かず」というのも本当です。
つまり、本ばかり読んでないで自分の足で見聞を広げたほうがいいということです。
これにぴったりあてはまるのが「旅行」なんです!
といっても、ただのんべんだらりと旅をしても教養は身に付きません。
よく日本人の大学生が韓国や台湾に遊びに行き、エステや買い物三昧で帰ってきますが、(教養をつけるという意味では)ただのお金の無駄遣いです。
ストレス発散や、エステ業界の方が競合調査で行くとかなら、意義ある旅だとは思いますが。
私含め、不景気真っ只中の日本で働く女性なら、そんな無駄なお金の使い方はしたくないですよね。
じゃあ、どういう旅なら「無駄」にならず「教養」にできるんでしょうか?
「旅」を女性のキャリア形成で強力な武器にする方法
それはズバリ、「テーマを決めて旅をする」ことです。
中でも、日本の企業で管理職として実権を握っている「50代のおじさま」達にウケるテーマをご存知ですか?
「歴史・音楽・お酒・グルメ」このあたりはカタイです。
まず、歴史は、管理職のおじさま達の鉄板ネタです。
音楽は、クラシック・ジャズ・70〜80年代ロックが人気です。
お酒は、日本酒・焼酎・ウイスキー・ビール・ワインあたりがウケてます。
もちろん、グルメを嫌いなおじさまもいないでしょう!
女性のキャリア形成で強力な武器になった旅(実例)
私の場合は、上記に加え、英語・中国語・中医学も好きですので、いつもこのあたり組み合わせて旅を作っています。
オススメはなんといっても海外一人旅!
自分の好みに合わせて、オーダーメイドの旅を作ることができます。
さらに、もし自分のミスで電車に乗り遅れたりしても、誰にも責められないのがいいです(笑)。
もちろん、一人旅は何かと治安の心配はありますので、事前のリサーチが肝心です。
それでは、ここからは私の旅の実例をご紹介しましょう。
(1)アメリカ:国際交流と芸術の旅
盆休みを利用して東海岸へ行きました。
ボストン・フィラデルフィア・ワシントンDC・ニューヨークを回りました。
旅費を抑えるのと、現地の人たちとの交流を楽しみたかったので、ホームステイとユースホステルを併用。
ボストンではホームステイ。
ホストファミリーはインターネット上のマッチングサイトで探しました。
ボストン在住のホストファミリーにハーバード大学を案内してもらい、ボストン美術館にも連れて行ってもらいました。
そのファミリーとは今も交流があり、子育ての相談に乗ってもらうことも。
ニューヨークのユースホステルでは、中国人・インド人・スペイン人と仲良くなりました。
インド人が「ヒンズー教じゃ牛を食べちゃいけないんだけど、アメリカで牛の味を覚えちゃったらついつい食べちゃうのよね」と言っていて苦笑いしちゃいました。
こんなエピソードの一つ一つが、あなたの教養になっていきます。
旅行するっきゃないでしょう!
(2)香港:音楽の旅
今や大変な政治状況の香港・・・1日も早く自由と平和が訪れることを願っています。
私が訪れた頃は、いたって平和な環境で、グルメ・音楽・英語・中国語を楽しむことができました。
中でも、私は音楽、それも二胡が好きで、一度本場で聞いてみたいと思っていました。
個人の旅行ブログを必死に調べて探し当てたのが王憓さん。
演奏活動の傍ら、香港二胡藝術中心(香港二胡芸術センター)で講師をされていました。
私が香港二胡藝術中心を訪問した時は、たまたま一人でお店番をされていました。
当時は日本人の訪問が珍しかったようで大変おもしろがってもらえまして、なんと目の前で生演奏で聞かせてもらえました。
中でも、私が惚れ込んだのがこの曲の演奏。
モンティ (Monti)作曲、チャルダッシュ(Csárdás)というクラシックの名曲です。
王憓さんは英語は話されなかったので、私の下手くそな中国語だけが頼りという状況。。。
日本に帰ったらメールちょうだいねと言われたんですが、私の中国語が下手くそすぎて結局当時は書き上げられず(涙)。
今は昔より少しはマシになったはずなので、数年越しになりますがメールしてみようと思っています。
(3)フランス:歴史と芸術とグルメの旅
一番平凡な旅なのですが・・・フランスはもう見所が多すぎて、ザ・お上りさんコースでした。
ルーブル美術館・オルセー美術館で教科書頻出の名作を堪能しつつ、ノートルダム大聖堂でステンドグラスと聖歌隊の歌に酔いしれ、美味しいワインとエスカルゴに舌鼓。
カルチェ・ラタンという学生街に泊まりましたが、ホテルのすぐ近くにローマ時代の遺跡があったりと、歴史を感じまくれる旅で大興奮でした。
方向音痴でオペラ座のあたりでうろうろしていた私を拾って、ホテルまで連れて行ってくれたフランス人夫婦には感謝のしきりです。
今でも交流がありますが、お互いに筆不精ならぬメール不精のため、返信に1ヶ月以上かかるのが目下の悩みです(笑)。
フランスの旅は、超定番コースだったので、あまり話のネタにはできませんが、社会人として常識レベルの知識を再確認できたのが何より良かった・・・といいつつ、純粋に楽しかったです!(笑)
(4)台湾:語学と足つぼとパワーストーンの旅
実は、つい最近の旅です。
出産後しばらくたっても、体調不良が半端なく、ついイライラしてしまう状況だったため、優しい旦那が3日間の旅に出してくれました。
(その間、赤ちゃんは旦那がワンオペで見てくれました・・・感謝!)
大学のときにかじっていた中国語をきちんと学びたかったので、現地の語学学校にド短期で入学し、1日3コマ受講しながら、合間に足つぼマッサージやグルメを楽しみました。
日本語は受付でしか通じなかったため、授業は中国語か英語でやりとりしました。
大変勉強になったのはもちろん、現地の人しか行かない穴場エステのお店を教えてもらえたのもすごく良かったです。
ちなみに、宿は節約のため、Airbnbで予約しましたが、暮らすように泊まれてとても良い宿でした。
また、今後の商売繁盛を願い、パワーストーンを買い込みました。
値切り交渉には語学学校の授業で習った表現が即使えて、お役立ち度が半端なかったです(笑)。
私の旅は女性のキャリア形成で強力な武器になったのか?
色々旅行の話を書いてきましたが、テーマはしっかり決めているものの、本当にこんなのが教養になるの?と聞きたい方もいると思います。
私の答えは、「教養になった。かつ、仕事で役立った」です。
具体的には、テーマを決めた旅の中で、色々素晴らしい体験をして、感動することが私の感性を育むのに役立ったと考えます。
また、感動しつつも自分なりの意見や、私なりの物の見方を養ったことが、私のファンを作ることにつながっています。
私のファンになってくれたおじさま・おばさま達。
彼らが仕事でも私を応援してくれたからこそ、「元いじめられっ子・Fラン地方公立大学出身・女性」という不利な環境を跳ね返すことができ、いままでキャリアを積むことができました。
あなたもぜひ、テーマを決めて旅をして、教養を身につけ、感性を育て、あなたのファンを作っていってくださいね!
応援しています!
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