この記事を書くのは本当に迷いました。
未来ある若手のキャリア女性の夢をつぶしていまうのではないかと。
でも、未来ある若手のキャリア女性を応援したいからこそ、この記事を書かせていただくことにしました。
独身日本人女性は海外MBAに行くべきか?
はっきり申し上げます。
行くべきではありません。
悲しい現実ですが・・・私の経験から、その理由を説明していきます。
目次
残念な人が多すぎる、海外MBAの独身日本人女性
はっきり言います。
独身日本人女性で海外MBAに行った人(特に、私費の人)には、残念な人が多すぎます。
個人攻撃はしたくないのでぼかして書きますが・・・
メール・LINE・チャットなどでメッセージを送っても、返事すらしない方。
こちらからのGIVEに対して、お礼の一言もない方。
経営学や英語の勉強以前に、まずは人としてのコミュニケーションを学んだらいかがでしょうか。
中には、元々はいたって良い方だった方も含まれています。
海外MBAが、未来ある若手キャリア女性をお先真っ暗な女性に変えてしまったのだとすれば、これはもう悪手以外の何物でもありません。
人としての基本的なコミュニケーションができなければ・・・学歴だけで一流企業に就職が決まったとしても、いずれは首を切られたり、左遷される未来が待っています。
厳しい話ですが、私は実際に左遷された方を1人知っています。
なんでこんなことになってしまうのか?
私なりの仮説は下記の通りです。
- 元々、良識ある独身日本人女性の大半は海外MBAを選ばない
- 数少ない、良識ある独身日本人女性も、海外MBAを選んだ結果、他の人に影響されて良識のないビジネスパーソンになってしまう
- 良識ある独身日本人女性は、海外留学するにしても、Education等、社会問題を解決できる専攻内容を選ぶ(=MBAは選ばない)
補足しておくと、これが
- 国家派遣/企業派遣/私費の【独身/既婚】日本人男性
- 国家派遣/企業派遣/私費の【既婚】日本人女性
- 国家派遣/企業派遣の【独身】日本人女性
であれば話は別です。
また、ごくごく少数派ですが、結婚願望のない独身女性で、金融系勤務などでたっぷり貯金があり、純粋にキャリアアップだけを望んでいる方なら、しっかりした女性も中にはおられます。
しかし、本当に少数です。
これ以上の分析は何やら恐ろしいので控えますが、私費で海外MBAを考えておられる独身日本人女性の方。
海外MBAは絶賛オススメできません!
借金←海外MBAの独身日本人女性に振りかかる大問題
海外MBAの費用っていくらかかるかご存じですか?
人気の米国MBAの場合、生活費などいろいろ込みでトータル2000万円は下らないでしょう。
さらに、渡航する前にも受験勉強やMBA受験指導塾に何十万・何百万単位でお金が飛んでいきます。
それだけのお金をどうやって調達しますか?
金融系etc.勤務で十分な量の貯金があるならいいのですが、そうでない場合は借金することになります。
MBAを卒業しても、それだけのお金を返せる職業に就けるかどうかはわかりません。
アジアMBAならもう少し安く済ませられますが・・・
少し前まで人気だった香港のMBAは今や、政治不安で安全な選択肢ではなくなってしまいました。
アジアでまともなMBAは、もはやシンガポール一択です。
後の選択肢は、ある程度の治安リスクを覚悟して中国MBAを選ぶか、ガラッと視点を変えてスペインMBAを選ぶのが現実的だと思います。
ちなみに、誰もが知っているハーバードやスタンフォード、あるいはフランスのINSEADなどの名門MBAは、国家派遣もしくは超一流企業の企業派遣などでほぼ枠が埋まってしまいます。
実際、私も国家派遣の方にお会いしたことがありますが、恐ろしく頭の切れる方で、とても自分は太刀打ちできないと早々に諦めました。
いずれにせよ、特に私費で留学する方にとっては、恐ろしくリスクの高い選択肢であることは分かっていただけるのではないでしょうか。
婚活←海外MBAの独身日本人女性に降りかかる大問題
ちょうど、MBAを考える時期って女性にとっては婚活の時期と重なります。
周りは段々と結婚し始め、親からも結婚ハラスメントを受け始めるこの時期。
個人差はありますが、つまり20代後半〜30代前半です。
DINKS(子どもがいない共働き夫婦)を目指されるなら良いのですが、子どもが欲しい場合、この時期にMBAを目指すことは、出産可能年齢をみすみす逃してしまうことになります。
さらには、DINKSでいいと言ってくれる男性は、私の経験ではすごく少数派です・・・。
あと、これもまた炎上覚悟で書きますが、海外MBAをめざす独身日本人女性の方は、日本では承認欲求が満たされないから海外に活路を求める方が多いのではないでしょうか。
(私がまさにそうでした・・・)
その場合、MBAなんかより、もっといい選択肢があります。
詳しくは下記に続きます。
独身日本人女性にオススメする、海外MBA以外の選択肢
そんなこと言われても、じゃあどうしたらいいのよ!
という方へ。
ここからは、シミュレーションになります。
まず、あなたにお伺いします。
- あなたは結婚したいですか?(同性婚や事実婚含め、パートナーが欲しい場合も含まれます)
結婚したい?→YES!と答えたあなたへ
結婚したい/パートナーが欲しいと答えたあなたは、まず婚活/パートナー探しをお勧めします。
というのは、上にも書いた通り、出産可能年齢のことを考えると結婚/パートナー探しは早いほうがいいからです。
さらに言えば、キャリア女性の婚活は、そうでない方の婚活に比べ、かなり時間がかかります。
詳しくは、下記の2記事をご参考くださいね。
ちなみに、この記事では、海外での婚活も選択肢として挙げていますが、海外MBAは海外婚活の選択肢に含まれませんのでご注意いただければと思います。
(詳しくは記事をご参考くださいね)
結婚したい?→NO!と答えたあなたへ
結婚したくない/パートナーは要らない、と答えたあなたは、おそらく、キャリアアップをしたい方だと思います。
キャリアアップにオススメの方法。
それは、転職です!
今は転職サービスが花盛りです。
海外に活路を求める方は、アジアでの就職がおすすめです。
単純にキャリアアップを求める方は、外資就活がおすすめです。
リクルートキャリア、エンジャパン等、有名どころのエージェントに何社か登録しましょう。
ただ、その前にひとつ注意点が。
英語の実力は大丈夫ですか・・・?
キャリアアップ転職では、英語力が大きくものを言います。
文系はもちろん、技術系(理系)でも英語力は必須です。
まずはTOEIC900点を目指してください。
さらに言えば、TOEIC900点でも不十分な場合があります。
1年以上の留学経験がない場合です。
この場合は、YouTubeやPodcastなどを活用し、英語力の基礎力をアップさせる必要があります。
自力だとしんどい場合は、ハイレベル語学学校/通訳学校も検討してください。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
かなり、本音の文章になりましたが、あなたの人生が幸せなものになることを心から願っています!
この記事を読んで、もし、れーまに直接相談に乗って欲しい場合は、
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